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大好きなアイドルが20歳になった。そんなの、初めてだ。今まで好きになったアイドルはみんな、好きになったときは既に20歳を超えていた。

岩﨑大昇くん、20歳になってしまった。いや、なってしまったというか、ついに、20歳になった!お誕生日おめでとう!

他人が20歳になる瞬間、こんなにドキドキするものだっけ。18成人が適用され、20歳になることを「成人した」とは言わなくなったけど、それでもやっぱりなんか、今までとは少し違う感じがしてドキドキする。初めて見たとき、動く白餅で、なんかオドオドしてた丸っこい少年だった大昇くんが20歳、感慨深すぎる。だって普通にグループで言えばアニバコン開かれる年ですからね。誕生20周年アニバーサリーディナーショーとかやってくれんものかねえ…(好きな人の20歳初強欲失礼致します)

 

私は美 少年とほぼ同世代だから、向こう側からしたらおこがましすぎるかもしれないけど、勝手に一緒に年を重ねて勝手に一緒に成長してきた気になってる。生まれた時代がほぼ被ってるだけで勝手に共に人生歩んだ気になってる。スマン。だから同世代のアイドル、ましてや好きな人の20歳、バカデカ感情を抱かざるを得ず…

 

思い返せば15歳の6月、大昇くんのことを好きになった。まだ彼は誕生日を迎えてなかったからおんなじ15歳。まだ美 少年のみんなが東京B少年だった時。こんなにキラキラしていてかっこいい同世代の人たちがいるの!?と度肝を抜かれた。過去に見ていた少クラとかドル誌のおかげで6人の存在は知っていたけど、あんなに餅キッズだったみなさんがこんなにキラキラお兄さんたちになって…となんか言葉では表しきれない彼らが持つ眩しすぎるパワーに圧倒されて、めちゃくちゃ心を動かされてしまった。(当時のお前も人の事言えないぐらいには、キッズ♬)

大昇くんを好きになってから私の生活はありえないぐらい楽しくなった。QOLが上がるって多分ああいうことを言うんだと思う。

1週間頑張ったご褒美の土曜日のYouTubeが楽しみで仕方なかった。見るのサボってた少クラも大昇くんの歌をちゃんと聞きたくて、リアタイしたくて、塾の時間わざわざずらしてもらったりした。ずらしたい理由を親に言うとき適当に嘘ついたからちょっと親と揉めた。
高校受験の行き帰り、ずっとコズメロを見ていた。そのおかげか無事入学できた高校で3年間使い続けたロッカーの鍵の暗証番号は3年間ずっと「823」だった。ロッカー開ける度に大好きな人のことを思い出した。入学して頭2か月は用もないのに無駄にロッカー開けたり閉めたりしてた。

EXシアターで初めて大昇くんに会えた。嫌いだった夏が好きになった。柄じゃないけど、片手でハート作ったりした。かなり恥ずかしかった。それでも見上げた先の大好きなアイドルは本当に私の光だと思った。絶対に今この手に持つ星色の輝きで、できる限り長く、明るく一等星の如くこの人のことを照らしたい!と改めて思った。

バカ菌が蔓延してすべてを潰されたとき、大昇くんが画面の向こうで輝き続けてくれることに何度も救われた。1人だけ動きがデカすぎるWYHを見て自宅で号泣した。今でも覚えてる。のびのびWashでのびのびしすぎてフレームアウトしてるの、大昇くんぐらいだよ。(見てない人いたら、見て。)

「手洗い動画(Wash Your Hands)~美 少年~」 | ISLAND TV (j-island.net)

j-island.net

オンライン授業中、なんか寂しいから大昇くんのアクスタ立てながら受けてたらカメラオンになってて先生に「その人形みたいなやつ、なんですか?」と言われた。私の好きな人です…

人生で初めて好きなアイドルが18歳になるという経験をした。18歳、解禁されることが多すぎてなんかずっとそわそわしてた。私が見た17歳最後の彼の姿は「そろりそろり」している姿で、私が見た18歳最初の彼の姿は「わんわん!いぬです。」だった。18歳初日に犬自認芽生えるとは思わなかった。

またしても人生初、自担の初主演舞台。決まってから幕が上がるまで本当に嬉しかった。バカ菌の影響で大幅短縮で開催された体育祭に午前中出て午後新国立劇場に走ったりした。午後に疲れたくなくて唯一出場した借り物競争でかなり手を抜いた。マジごめん。

大学受験であまり現場に行けなくなってもテレビをつければ大昇くんが映ってた、なんてことが自分が大昇くんを好きになった当初より俄然増えた。1週間夏期講習を乗り切れば、週末は好きな人がヒーローになって世の中を救っていた。なかなか覚えられなかった日本史の語呂合わせも「823年 公営田の設置」だけ異様なスピードで頭に入った。受験真っ只中はただただ己の心を落ち着かせたくて狂ったようにSing itを見まくった。無事第1志望に受かった日の夜、カウコンのYouTubeが更新された。もう何も罪悪感を感じることなく好きなアイドルを好きなだけ見ていいんだという解放されたような安堵の思いと、大昇くんの手がデカすぎて、なんか涙が止まらなかった。(手がデカすぎて泣くって何!?)

受験という大きな峠も超えて待ちに待った美 少年の初単独アリーナ公演。美 少年現場でうちわを持てることが初めてだったから舞い上がってうちわのネタ作りすぎて同じ部活だったHi担の友達にいくつかネタをあげるという隣人におかず分ける的なことが発生した。(ピンポーン アッ すみませ~ん ちょっとうちわネタ作りすぎちゃって…よろしければ…)

大昇くんと、アリーナ一面に輝く黄色の光は、今までずっと見たかった光景で、この先もずっと見ていきたいと思った。大昇くんは黄色の光に包まれながら「僕たちは全力で進んでいきます。しっかり掴まっていてください。僕たちも離しませんから。」と言ってくれた。

 

あの、今更こんなにしっかり掴まえちゃってる手を、離せるわけがなくない!?!?!?!?

気が付けば身の回りに黄色のものが増えて、エレベーターやエスカレーターの「昇」の字を見かける度いちいちときめいて、スマホの時刻やレシートに印字されたおつり、定期の残金が823の数字の並びだとなんか少し嬉しくて、夏の夜風を感じると大昇くんの顔が浮かぶような今現在、私が大昇くん、美 少年の手を離せるわけがない。ここまで書いて改めて実感したけど、マジで美 少年と大昇くんが生活の一部になっちゃってる。たくさんたくさん書いたけど、ここには書ききれないぐらい、どんな思い出の中にも大好きな人がいる。

会えなくても、なかなか追えなくても、大昇くんを見ると必ず、なんか、全身の血が逆流してるみたいな、言葉では表せない感覚になって、体が熱くなって、目が離せなくなる。

4年前見つけた時より、見た目も中身もずっと大人にはなったけど、4年前も、今も、多分この先も、ずっと眩しくてかっこいい大好きな人。

これからも私の生活に、思い出に、大昇くんがいてほしい。この先も昇の字ひとつでときめきたいし、823円のおつりで嬉しくなりたい。夏の大昇くんも好きだけど、冬の大昇くんも素敵だな、でも秋の大昇くんも素敵だよな、いやいや春の大昇くんだって最高にかわいいな、とか。そんな贅沢なことで一生悩んでいたい。知るのは怖いけど、好きなお酒なんか聞いちゃった日にはビクビクしながらそのお酒を飲んで色んな意味で頬を赤く染めたい。なんなら、初めて飲むお酒は好きな人の好きなお酒がいい。こんなキモいぐらいに具体的な願望を零して申し訳ないけど、好きな人の誕生日ってだけで相当浮かれてる。許して欲しい。

 

10代の大昇くんに出会えて、ほぼ同じ時期に10代を過ごせて本当に楽しかった!10代特有の煌めきや輝きを放つ大昇くんは本当に素敵でかっこよかったけど、20代の大昇くんは絶対もっとかっこいい。

20代、もっともっとアリーナで会えるかな、ドームで会えちゃったりするのかな。また座長!と呼ばれてる所見たいな。主演ドラマでラブストーリーやったらどうしよう、老若男女みんなに名前を呼んでもらえるようになるかな。大晦日NHKホールで大昇くんの美声が響く日っていつなんだろう。

大昇くんに夢を見て、夢で終わったことってない。プレッシャーかけてるわけではなくて、見たいな~と思ってる大昇くんを大昇くん自身が見せてくれる度本当に嬉しくなるんだよ。20代は10代より濃くて素敵で充実した時間を過ごしてほしい。

30歳も40歳もその先もずっとこんな風に大昇くんのこと好きでいられたらいいな、生まれて20年、人生で記念すべき大事な今日という日もアイドルでいてくれてありがとう。

 

改めて20歳のお誕生日おめでとう。20歳の大昇くんにいいことがたくさんたくさん起きますように!